ごきげんよう。わたくし、白井黒子と申します。常盤台中学の１年生で、ここ学園都市の治安を守るジャッジメントをしておりますの。
　ご存知の通り、この町には沢山の能力者がおりますの。おかげで、普通じゃ考えられないようなトラブルが起こる毎日。
　まっ、退屈しなくてすむんですけどね。ただ、時々一般人が事件に介入してくるのが、少々玉に瑕ですが……
　その代表格が、わたくしのお姉様。常盤台中学２年、御坂美琴。レベル５のレールガンですの。学園のエースで容姿端麗、頭もよく、後輩には優しい、まさに才色兼備の聖人ですの。
　わたくし、黒子はそんなお姉様に恋してますの。性別なんて関係ありません！本当の愛とは、性別の垣根を越えた所にありますの！！
　でもお姉様ってばとってもシャイだから、なかなかわたくしに振り向いてくれませんの……
　この前も佐天さんが初春にいつもやっているように、お姉様のスカートをめくったら黒焦げにされましたし。
　ま、そんなお姉様もとってもかわいいんですけどね。あの慌てふためくお姉様のお姿、今でも脳裏に焼きついて離れませんわ！
　これで、あの子供じみた下着をお召しになるのさえ辞めてくだされば完璧なんですけどね……
　とりあえず、お姉様のお召しになる下着はわたくしにも着用する義務があるので、今身に着けていますが。
　お姉様という付加価値がなければ、わたくしこんな子供っぽい下着身につける気にもなれませんわ。ノーパンノーブラの方がましですの。
　でも、こうしてお姉様の下着を身につけていると、なんだかお姉様と一心同体に慣れた気がしますの。
　ああ、お姉様の香しい匂い！黒子は、黒子はこれだけで昇天してしまいそうですの！
　いつの日か、本当にお姉様と添い遂げる日が来ることを、黒子はいつでも待っていますの。お姉様の下着を身に着けながら……
　お、お姉様！？いけません！これを読んでは……ああっ！その目！！お姉様本気で怒ってらっしゃいます！？
　い、いやですわ。これは、わたくしのただの妄想日記。
　そんなお姉様の下着を身に着けるなんて、恐れ多いことを……い、いや、ちょっとまってくださいまし！わたくしの話を……
　いぎゃああああああああああああああ！
　……ああ……お姉様の愛……とっても痛くて、気持ちいいですの……わ、わたくし、もう……
　ふぎゃああああああああああ！！