このお話は、日々の激務のため身も心もボロボロになり、「これでよくならなかったらＭＲＩね」と薬漬けな毎日を送っている筆者が、最後の望みを託して草津温泉に行ったときのお話です。

シェラ「これでよくならなかったらＭＲＩだね、おめでとう。湖さんもやっとまともな人間だったってことが証明できるいい機会だね」

　おめでとうじゃねー！！全然めでたくないわい！！

シェラ「そうかな？ボクはこれを機に湖さんがまともな人間になってくれることを切に願ってるんだけどなー」

　貴様……俺をおちょくってんのか？

シェラ「るー」

　よーしわかった！！今回はお前に特命を与える！今期の旅行、俺に同行するように！！

シェラ「ヤダ」

　じゃあこのコーナーは抹消だな。元々存在しなかったことに。

シェラ「えええええっ！？ちょ、ちょっと待ってよ！！それってボクの……！」

　悪りぃ。俺、今精神的余裕がちっともないから。

シェラ「それは湖さんの自業自得だよぉ！鹿児島を最果ての地なんて呼んでるからイラスト貰えなくなるんだよぉ！」

　大丈夫、信州も陸の孤島とか呼ばれてるから。ってか、イラストまったく関係ないし。肉体疲労と精神疲労の両方に効く特効薬がほしいのだよ。わかるねチミ？

シェラ「つまり、馬で負けてＪＲＡ銀行にたっくさん預金しちゃったからボクに八つ当たりしてるんでしょ！？ヒドイよそれって！！」

　だからそうじゃなくって！！ああ、もういい。わかった。俺ひとりで逝ってくる。今回が最終回ってことで。じゃあねシェラちゃん。バイバイ。

シェラ「わーわーわー！！ちょ、ちょっとまってよぉ！！ボクも行くよぉ！！」

　来なくていい。っていうかついてくんな。

シェラ「ダメー！今の湖さんから目を放すと何しでかすかわかなんないもん！！」

　そんなの俺の知ったことか。

シェラ「あーっ！！待ってよー！！」