| その子 |
「たたた、大変です！！」 |
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「どうした！？落ち着いて話してみろ」 |
雷爆 |
| その子 |
「そ、それがその、フードファイターが現れました！！」 |
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「な、なんだと！？それで被害の方は！？」 |
雷爆 |
| その子 |
「既にメニュー全制覇を完了し、２週目に突入しようとしているところですっ！！」 |
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「うぬぬぬぬっ！！全メニュー制覇など、私がこの厨房を任されて以来初めて味わう屈辱！！津山！例のメニューを準備しろ！！」 |
雷爆 |
| 菜々子 |
「えっ！？あ、アレをつくるんですか！？」 |
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「そうだっ！！禁断のメニューとなっていたあの料理だ！！グズグズするなっ！！」 |
雷爆 |
| 菜々子 |
「は、はいっ！！」 |
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（２０分後） |
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「お、おまたせいたしましたー」 |
その子 |
| つばさ |
「ちょっと！遅かったじゃないの！！待ちくたびれたわよ！！」 |
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「も、申しわけございません。少々調理に手間取りまして」 |
その子 |
| つばさ |
「言訳なんか聞きたくないわ。でもまっ、この七尾つばさ様にかかれば、どんな料理もあっという間になくなっちゃうから仕方ないか。それで、どんな料理を持ってきてくれたの！？」 |
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「こちらでございます」 |
その子 |
| つばさ |
「！！」 |
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「どうかしました？」 |
その子 |
| つばさ |
「これって……料理……だよね？」 |
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「はい。当レストラン自慢のスペシャルメニュー、『抹茶スパ』と『金魚鉢パフェ』でございます」 |
その子 |
| つばさ |
「ううっ……見ただけで食欲がなくなってきた……」 |
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「あれぇ？？ギブアップですか？」 |
その子 |
| つばさ |
「く、悔しいけど……ごちそうさま……」 |
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